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2015.09.01
  • 不動産ビジネスを通し
    日本とアジアをつなぐ
  • JAPAN ASIA PACIFIC LINK LIMITED Founder & CEO
  • 藤森 洋介
アジアの富裕層、富裕層ファミリー向けに日本の不動産の購入のサポート、中国での商業施設へのコンサルティング事業をメインビジネスとするJAPAN ASIA PACIFIC LINK LIMITED。同社代表の藤森氏に、香港での事業スタートのきっかけや、香港と日本の不動産市場について話を聞いた。
  • JAPAN ASIA PACIFIC LINK LIMITED
  • 住所 / 20th Floor, Central Tower, 28 Queen's Road, Central, Hong Kong
  • TEL / +852-5328 0050   
  • URL / http://alink-inv.net/eng/

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■多くの選択肢の中より香港を選択
 
藤森氏は慶應義塾大学を卒業後、日系大手不動産会社、外資系不動産会社等にてキャリアを積み、オフィスビル運営管理業務、アセットマネジメント業務を通じて海外の個人投資家、機関投資家と知己を得てきた。2008年のリーマンショック後、日本では不動産業界全体がダメージを受けており、日本での不動産事業に限界を感じ、海外でのビジネス展開を考えるようになったという。
 
幼少期の一時期をロンドンで過ごし、ロサンゼルスの南カリフォルニア大学でMBA(経営修士号)を取得するなど、海外での経験も豊富な同氏。日本での不動産事業においても、海外とのつながりも多く、新たなビジネスをスタートする都市を模索した。
 
そんな中、ビジネスチャンス、人脈、子供の教育、日本への距離など総合的に検討した時、最も自分の価値を活かせる場所が香港だった。香港はアジアのハブ的役割を果たしており、世界中の不動産情報が集まり、不動産投資に積極的な富豪が多い。また、今までの仕事やMBAを通しての人脈もあり、ビジネスの立ち上げるポテンシャルがあると判断。加えて、香港は国際性豊かな都市で、世界各国からのインター校も充実しており、「子供に国際的な環境で教育を受けさせたい」というのも理由の一つであったという。
 
 

■JAPAN ASIA PACIFIC LINK LIMITEDの主な事業
 
藤森氏は2011年の3月にJAPAN ASIA PACIFIC LINK LIMITEDを設立し、今年で創業5年目。同社は、①海外の富裕層、富裕層ファミリー向けの日本の不動産購入のサポート、②中国本土での商業施設建設のサポート、の2つの事業をメインとしている。
 
まず、香港や台湾の富裕層ファミリーに対し、ファミリーオフィスとしての日本の不動産を紹介、購入のサポートをしている。ファミリーオフィスとは日本ではあまり浸透していないが、富裕層およびその家族に対し個人的資産管理サービスをするところ。円安や日本ブームに乗り、物件を探しから購入のサポートまでを手掛ける。必要であれば日本でファイナンスをつける交渉を銀行等の金融機関と行い、購入後のメンテナンスについてもサポートしている。
 
もう1つが、香港の不動産ディベロッパーに対する、商業施設へのコンサルティング事業である。洗練された日本の商業施設に興味を持つ、香港の不動産会社は多い。そういった顧客に対し、テナントミックスやコンセプト等のアドバイスおよび日系企業の誘致のサポートをデベロッパー側のアドバイザーとして行っている。商業施設はマーケットや景気に左右されやすい業界であるが故、しっかりとしたリサーチを行い、地域のニーズに合致する施設でなければ成功できない。同社は香港を拠点としながら、上海、北京、武漢、重慶など、中国の主要都市で商業施設建設のサポートしてきた実績を持つ。
 
 
■香港と日本の不動産マーケット
 
香港の不動産マーケットは、多少の浮き沈みはあり他都市と比べても高値圏で推移しているが、価格の急落の可能性は低く、安定して推移すると予想している。その理由は、香港にはこれといった産業やテクノロジーがなく、経済が“不動産”と“金融”“人”を中心に回っており、不動産に対してお金が圧倒的に多く流れていること。また、土地が狭くかつコンパクトな都市構造となっており、全体として需給のバランスがうまく調整されているからでもある。実際、2008年のリーマンショックの際も、たったの半年で不動産マーケットが回復したことがそれを物語っている。一方、香港と比べ日本は面積的に広く、人口は減少しているにも関わらず新築が増え供給多寡になることもあり、価格、家賃の変動幅は大きい。
 
 

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