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2016.05.10
  • 危機にこそチャンスがある
    日本へ最も送客している旅行会社
  • EGL Tours Company Limited Chairman & Executive Director
  • 袁 文英
2015年の日本への送客数164,979名(香港から102,460名、マカオから62,519名)、ツアー実施数3,585件、貸切チャーター便数41便。EGL Toursは1997年から20年にわたり最も香港人を日本に送客している旅行会社である。袁会長のもとには日本からも毎日のように来客があり、65歳を迎える今も月曜日から日曜日まで働く。そんな日々を袁会長は「幸せ」という。今年で30周年を迎えたEGL Toursの会長袁さんに話を伺った。(インタビュー2016年5月5日) ※以下本文では親しみを込めてあえて”袁さん”と表記させていただきます。
  • EGL Tours Company Limited
  • 住所 / 15/F EGL Tower, No.83 Hung To Road, Kwun Tong, Kowloon
  • URL / www.egltours.com

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■袁さんと日本の出会い

 

袁さんが初めて日本に渡ったのは、今から44年前の1972年。当時は日本人と共に暮らし、日本を体感するための3ヶ月を過ごした。香港に戻ってから2年後、再度本格的に日本語の勉強をするために来日。関西国際学友会で半年間日本語を学ぶ。それから2年後にもう一度関西国際学友会に行き半年間日本語を学んでいる。

 

 

■香港でのツアーガイド時代

 

香港の旅行会社に就職した袁さんは、当時香港への旅行が多かった日本人のツアーガイドをしていた。しかし、博打が大好きだった袁さんは度々マカオに行ってはお金を使い、気づけば通帳の貯金は3桁しかない。ここのままではまずいと思った袁さんは、「香港から離れればマカオに行くこともなくなる」と考え再び日本へ行くことを決意。

 

 

■日本でEGL Toursを創立

 

1986年、日本へ渡った袁さんは7人の発起人と合弁で会社を設立。ラウンドオペレーターとして、香港の旅行会社から送客される香港人の日本側のアレンジを全ておこなっていた。しかし危機が訪れたのは1995年。円高と震災(阪神・淡路大震災)だった。当時は1USD 78円、その上震災の影響で日本への旅行客は急激に減った。「どんなに値段を安くしても、香港の旅行会社は日本へ送客しようとしませんでした。仕事が減り、まさに危機的状況でした」。そんな中、この危機にチャンスを見出した。

 

 

■香港の地にEGLの旗をたてる

 

「”危機”とは字のごとく、危険な機会。しかしその中にこそチャンスがある。」香港の旅行会社が見向きをしなくなった日本行きの国際線はがらがらだった。まだ小さかった袁さんの会社は通常であれば、航空会社に席をもらおうとしても相手にされない。しかし、このときばかりは航空会社も「席をあげる」と言ってくれた。「今では”席をあげる”という表現はされません。しかし、あのときの喜びは今でも忘れません。」

 

日本でラウンドオペレーターをしてきた袁さんは、日本のホテルもレストランも観光バスも、旅行に必要なものほぼ全てを直接手配することができる。それが強みになった。

 

そして袁さんは社長でありながら、電話のオペレーションをし一生懸命旅行商品を売り込み、また、香港の全ての病院、学校、銀行などをまわりスタッフや学生用の割引プランを提案し、ガイドまで丁寧におこなった。袁さん(当時のニックネームはピーター)の名前は広まり、「こんなサービスは受けたことがない」、「ピーターに会ってみたい」と評判になり、客が客を呼んできた。

 

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